建築CAD・設備コース(建築CAD・設備科) 一般コース(訓練期間6か月)のご案内

訓練の概要(訓練により習得できる技能)

訓練の概要をPDFファイルで閲覧する
一般的に、建築物というのは、建築(骨組み等)と設備から構成されています。そこで、前半3ヶ月の訓練では、建築(骨組み等)として木造(軸組)構法並びにRC造構法の構造・仕上げを理解し、主として住宅の計画・設計・製図及びCAD製図技術に必要な知識・技能を習得します。後半3ヶ月の訓練では、建築設備として電気屋内配線設計・施工、空調設備設計・施工並びに給排水衛生設備設計・施工などに関連する知識・技能を習得します。また、設備図面を作成するために必要なCAD製図技術についての知識・技能を習得し、関連職種に幅広く対応できるようにしています。
訓練では、給排水衛生設備保守管理・消防設備保守管理・空調設備保守管理・建築設備の電気に関する保守管理技術及びコンピュータによるデータ管理・ビルクリーニングなどのビル管理に不可欠な技能と関連知識を身につけ、求人企業から求められている基礎的な専門知識及び技能・技術が習得でき、関連職種に幅広く対応できるようにしています。

訓練全体(6か月間)の仕上がり像(訓練目標)

  1. 住宅等の建築物の設計・製図・現場管理及びパソコンを用いた建築CAD図面を作成できる。
  2. 住宅等の電気屋内配線・空調設備・給排水衛生設備設計・施工及びパソコンを用いた設備CAD図面を作成できる。
(下記写真の訓練課題例参照)
【訓練課題例】
建築CAD 給排水衛生設備 屋内電気配線工事
実習モデル:建築CAD 実習モデル:給排水衛生設備 実習モデル:屋内電気配線工事

 

1か月ごとの訓練によって習得する具体的な内容を以下に整理しました。一つの目安として参考にしてください。

1か月ごとの訓練到達目標

1 「建築情報活用と建築製図」

建築情報活用と建築製図

パソコンの知識を学び、書類の作成に関する技能及び建築製図の基礎・木造建築物の図面の見方・描き方についての技能と知識を習得します。


2 「在来軸組構法とCAD製図」

在来軸組構法とCAD製図

在来軸組構法を理解し、CADを建築設計に援用するための手法を木造建築物の模写を行いながら習得します。


3 「鉄筋コンクリート造と現場管理運営」

鉄筋コンクリート造と現場管理運営

RC造建築物の構造、施工図 の見方、描き方及び現場運営管理に必要な知識を習得します。


4 「配線設計」

配線設計

電気工事に関する知識・技能及び火災報知設備につい
て学び住宅の配線設計のすべてを習得します。


5 「空調設備保全管理」

空調設備保全管理

空気調和設備・空冷式エアコン及び調和装置・ダクトの故障診断などビル空調設備の保守管理と故障診断に関する技能及び関連知識を習得します。


6 「給排水衛生設備・設備CAD」

給排水衛生設備・設備CAD

衛生設備及び配管の基本と図記号の知識並びに管径の選定に関する知識と技能を習得します。設備図面の描き方及び図面の活用技術についての技能を習得します。


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受講条件

過去の建築・設備製図施工管理業務経験

特に必要ありません。

事前に習得していることが望ましいスキル

建築の構造や設備についての知識、さらにコンピュ-タによる設計製図作業が増加しいることから情報システムの技能・知識や設備の作業・修理ができる器用さと根気強さがあればより取り組みやすいでしょう。

各訓練科共通条件

  • 就職を強く望んでいる者であって、職業訓練を受講することに強い意欲を有している方。
  • 離職者訓練コースの内容を理解し、就職を希望する職務と入所希望訓練科との整合性がある方。
  • 職業訓練の安全確保及び訓練に支障を来さないような健康状態である方。
  • 職業訓練を受講する上で必要な、集合訓練における協調性のある方。

※受講希望者が多数の場合、上記の条件を満たしていても受講できないことがあります。

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受講生の入所前の職種と修了後に就職した職種(平成20年度実績)

当コースで訓練を受講された方は、下記のような関連する職種に就職される方がいます。

前職 修了後の職種
建設エンジニア 建築施工管理
販売 設備施工管理
電気業 建築図面、積算、営業
販売 配管設備工事
サ-ビス業 電気工事
インテリアコーディネータ 衛生設備販売

 

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職務と仕事内容

一般的な職種名

建築設計製図技術者、CADオペレ-タ、建築・設備現場監督

CADオペレーターの仕事

さまざまな建物や機械などをつくりだすため、まず、そのイメージを伝えるスケッチや設計図が必要です。以前はトレーサーが手描きで、設計者の下書き設計図を写して、製図をしていた図面を、コンピュータの専用ソフトを使って、製図の図面を正確に描くのが、CADオペレーターです。CADとは、コンピュータを使ってデザイン(作図・設計)すること(Conputer Aided Design )です。CADオペレーターは、企業の設計部門やデザイン会社などで働くか、派遣会社に登録しています。 CADオペレーターは、建築、機械、電気、インテリアなどさまざまな図面を、コンピュータを使って、設計の規格で決められた記号や作図コマンド(入力する記号)を入力して、作図をします。オペレーターはまず、手描きや書き込みのある図面、ラフスケッチなど、CAD化する図面を受け取ります。次に、CAD化する図面の種類によって、それぞれ決められた記号、コマンドを入力します。オペレーターは、設計者の意図を読み取りながら、正確に図面を作成します。CADソフトにはいろいろ種類があり、数種類のソフトを使いこなす必要があります。そして、入力が終わると、図面を印刷してチェックし、完璧な図面にします。(「私のしごと館」JOBJOB WORLDから)

建築設計技術者の仕事

学校、病院、劇場、デパート、ビルなど、さまざまな建物を、その用途に応じて、設計図をつくり、その設計図をもとに、建築現場で実際の作業員を指揮・監督するのが、建築設計技術者です。 建築設計技術者は、一般的に、建設会社の設計部門や設計事務所などで働いています。建築設計技術者は、建築物の設計図面を引く設計と 建築現場での作業員の指揮・監督する施工に分かれます。建築設計技術者は、まず、建築設計の依頼を受けると、 その規模や用途、予算などの条件に従って、基本設計し、 設計平面図や模型などつくり、完成後の建物の姿を明らかにします。 次に、インテリアや材質といった、 細かい部分を決める実施設計をします。平面図、立面図、断面図など、 実際に建築するために、構造や設備の設計をして、必要な設計図を作成し、工事費用を割り出します。決められた予算内で、いかに 依頼主の要望に合った建物にできるか、最も知識・技術が求められます。
  建築設計技術者は、建築が始まると、 建築現場で、工事監理をします。 工事が設計図面通り進められているか、品質管理は適切に行われているかなど、建築中の現場に足を運び、作業員の工事を指揮・監督します。(「私のしごと館」JOBJOB WORLDから)

職種との相性(こんな方に向いている)

建築、設備の構造や理論について工学的・技術的興味を持っていると同時に居住行為・環境に関心を持っている方。また、建築製図作業やCAD作業などには緻密さと設備工事作業には指先の器用さも要求されます。

訓練により就職可能な主な仕事

  • 建築設計製図作業に関する業務
  • CAD設計製図作業に関する業務の管理
  • 建築施工管理
  • 各種建築設備工事作業
  • 設備施工管理
  • 施工図作成作業

求人票に記載されている職種名

建築設計技術者 、CADオペレ-タ、建築現場の管理・監督、各種建築設備工事作業、住宅プランアドバイザ-、電気工事(建築物)、住宅建築の営業、施工管理

就職後の仕事例(求人票より)

  • 図面作成補助・積算・営業
  • 配管設備工事
  • ショールーム内務スタッフ
  • 電気工事士
  • 建築施工管理
  • 設備施工管理z
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就職率(平成20年度2月末までの実績)

62%

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修了生の主な就職先(平成20年度の実績)

  • 大和ハウス工業株式会社
  • 株式会社常伸冷熱工業
  • 高速道路建設
  • TOTO宇都宮
  • 株式会社松本産業
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賃金情報

修了生の採用時の賃金(給与総支給額)実績

30歳未満 平均15万円から20万円
30歳代 平均17万円から22万円
40歳代 平均17万円から22万円
50歳代 平均17万円から22万円

 

 

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訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況

木造や鉄筋コンクリート建築物の構造・施工と建築設計の知識を基に、図面作成さらにCAD による図面作成の技能を習得しますので、建築設計事務所やハウスメーカーの図面作成や現場管理業務に就職しております。また。電気配線工事・空調設備・給排水衛生設備等の知識・技能を習得しますので、電気工事・空調工事管理・配管設備等の業務に就職しております。また、不動産、リフォーム、環境測定及び衛生設備のショールームの業務に就職された方も建築や設備の知識・技能を活かして、活躍しております。

 

■修了生の声
・ ハウスメーカーに勤務していますが施工管理について、書類・図面などほとんど電子データであり、特にパソコンやCADの訓練が役立っています。
・ 化学分析会社に主に事務を担当していますが環境分析業務時に、建築図面を見ることもあり、建築構造や図面の知識または空調の知識などの訓練が役立っています。

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任意に取得する資格

訓練コースに関連する分野の資格の一例です。
(ただし、合格を保証するものではありません。また、受験には、学歴等により実務経験が必要な場合がありますので、受検資格等詳細につきましては、各実施機関へお問い合わせ下さい。)

CAD利用技術者((社)日本パーソナルコンピューターソフトウェア協会)

CAD利用技術者試験は、CADを利用した技術の明確化を目的として、一定水準に達している受験者に対しての評価・認定を行うための資格です。CADの活躍の場は設計事務所や建築会社・機械関係などの企業やその他様々な設計や図面作成・管理になくてはならないものになってきている。資格には1級(建築・機械)、2級があり、CADの作業は細やかな神経が必要とされるものが多いので、工業的な内容にもかかわらず女性にも人気が高い資格です。

第二種電気工事士((財)電気技術者試験センタ-)

電気工事士は従事できる電気工作物の範囲によって、第一種と第二種に分かれています。第二種電気工事士は暮らしに直結した家庭や商店の屋内外配線の電気工事を行うエキスパ-トであり、一般の住宅や商店で利用する小型の電動機や電気器具、照明等のための定電圧で比較的受電電力の小さい電気施設の電気工事に従事します。

第三種冷凍機械責任者(高圧ガス保安協会試験センタ-)

保安に基づく国家資格で、冷凍能力20t(アンモニア等)、50t(フルオロカーボン以上の冷凍設備を持つ事業所は、保安ガス製造保安責任者は冷凍機械責任者の有資格者から選ばなければなりません。
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就職後のスキルアップ

就職後は、当センターで実施している短期間の能力開発セミナー(有料)を受講したり、就職先の実務経験を活かして、国家資格である技能検定に挑戦したりするなど、さらにスキルを向上させることができます。

当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。

 

スキルアップイメージの詳細