求職者向け

電気通信施工技術科

訓練の概要(訓練により習得できる技能)

訓練では、電気設備や通信設備(光ファイバ),消防設備の設計・施工及び保守管理、情報通信機器の取り扱いに不可欠な技能と関連知識を身につけ、 求人企業から求められている最低限の専門知識及び技能・技術を習得し、電気工事技術から通信設備工事技術まで幅広く対応できるようにしています。

訓練全体(6ヶ月間)の仕上がり像(訓練目標)

  1. (電気関連)電気設備の設計・施工及び保守管理ができる。
  2. (通信関連)情報通信機器の取扱いを理解し、通信設備(光ファイバ)の設計・施工及び保守管理ができる。
  (下記写真の訓練課題例参照)
実習モデル:電気工事のイメージ
実習モデル:電気工事
実習モデル:光クロージャ
実習モデル:光クロージャ

1ヶ月ごとの訓練によって習得する具体的な内容を以下に整理しました。
一つの目安として参考にしてください。

1ヶ月ごとの訓練到達目標

1.「電気配線工事」

電気配線工事のイメージ

屋内配線を想定したカリキュラムで、ケーブル工事・金属管工事等の様々な工事形態を学習しながら、電気配線工事を習得します。
また、配線確認にはテスターを使うなど、測定器(接地抵抗計・絶縁抵抗計)の使用方法も習得します。


2.「防災設備工事」

防災設備工事のイメージ

百貨店・病院等の建物内で、必ず一度は目にした事のある火災報知機や押しボタン式の発信機、表示灯などの配線の仕組みを電気配線工事の部分とリンクさせて習得します。

3.「シーケンス制御」

シーケンス制御のイメージ

自動販売機・洗濯機等の動作は、決められた順番により動作が制御されています。その順番のことを「シーケンス」といい、その動作及び配線を習得します。 また、シーケンス専用のコンピュータ(PC)を用いて制御することが多いのでPCのプログラミング言語も併せて習得します。


4.「情報通信機器取り扱い技術」

情報通信機器取り扱い技術のイメージ

コンピュータのハードウェア(CPU、ハードディスク、メモリー)の構成・ソフトウェア(OS)の構成から、アプリケーションの操作を含めた基本操作の習得、さらには、CADによる住宅配線図の作図に関する技能および技術を習得します。


5.「ネットワーク基礎」

ネットワーク基礎のイメージ

インターネットの概要を理解し、HTMLを使ってのホームページ作成を行います。 また、LANの概要を理解し、通信に使うケーブル(ストレート・クロスケーブル)の作成、通信可能なケーブルを使ってLANを組み、動作環境の確認を行ったネットワークの基礎部分を習得します。


6.「光ファイバー施工」

光ファイバー施工のイメージ

ブロードバンドの主役である光ファイバーの種類、特性を学び、光ファイバーの接続法、接続部分の補強方法を習得します。
さらには、実際の総配電線路上でも使われているクロージャ(収納箱)を組み立てるなど光ファイバーの施工工事全般を習得します。


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受講条件

■過去の電工経験
特に必要ありません。

■事前に習得していることが望ましいスキル
基本的にはありません。ただし,最近の建築物は大型化、高層化、省力化、省エネルギー化が進んでおり、複雑で高度な電気設備となってきています。 さらに、プレハブ化が進行することにより、現場作業の減少やコンピュータによる管理が増加していることから情報システムの技能・知識があればより取り組みやすいでしょう。

■各訓練科共通条件

  1. 再就職を強く望んでいる者であって、職業訓練を受講することに強い意欲を有している方。
  2. 離職者訓練コースの内容を理解し、就職を希望する職務と入所希望訓練科との整合性がある方。
  3. 職業訓練の安全確保及び訓練に支障を来たさないような健康状態である方。
  4. 職業訓練を受講する上で必要な、集合訓練における協調性のある方。
※受講希望者が多数の場合、上記の条件を満たしていても受講できないことがあります。

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受講生の入所前の職種と修了後に就職した職種

電気工事が未経験の方でも、下記のような電気工事と関連する職種に就職されています。

前 職 修了後の職種
土木作業員 電気工事
飲食店経営 電気工事
ラインオペレータ 電気の保守・点検作業員
店舗経営者 電気・通信工事
営業職 電話等の通信工事
生産管理 自家発電機器設置業務
機械設計 製造ラインの設計業務

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職務と仕事内容

■一般的な職種名
電気工事作業者

■電気工事作業者の仕事
電気工事作業者は、建物を建設する時に、電気の配線を行い、分電盤やコンセント、照明器具などを取付けて、電気が使える状態を作ります。また、修理や修復工事も行います。 電気工事作業者は、まず、設計図に基づいて、日程、人数、資材などの作業プランを立てます。
そして、設計図を基に、電線を通す配管と配線を作ります。木造建造物の場合は、天井や壁に主な配管を行い、そこからコンセントやスイッチに通じる配線を行います。 作業は、災害の発生を防ぐための、安全法令や基準を守らなければなりません。 作業は、一般的に通常、数人のグループで行われるため、相互のコミュニケーションが重要です。
また、現場では、天井裏や床下での作業、ビルの場合は、高所での野外作業や、厳しい気象条件の中で行う場合もあります。
キャリアアップしていくに従い、現場だけでなく、施工管理、設計、積算などの仕事もします。 作業が終わると、誤りがないか確認や試験を行います。

(「私のしごと館」JobJob WORLDより)

■電気工事作業者職種との相性(こんな方に向いている)
主に建設現場での作業になり、高所、狭所での作業となりますので、平衡感覚が優れていてることが求められます。 また、一瞬の気の緩みが大事故につながりますので、慎重で、安全に対する責任感が必要です。

■訓練により就職可能な主な仕事

  • 電気通信工事の業務
  • 設備管理の業務
  • ビル管理の業務
  • 事務営業の業務
  • 製造検査販売の業務
  • 警備の業務

■求人票に記載されている職種名
電気工事士 現場作業員(電気工事業) マンション電気工事スタッフ 電気工事・内線工事

■就職後の仕事例(求人票より)

  • 電気工事の現場での施工等一式
  • 有資格及び上司等の管理指導のもとにおいて、各種電気工事の作業及び設計作成
  • 弱電、強電、照明、計装等の電気工事一式
  • 制御盤の組配機械周り工事等
  • 木造住宅等の電気工事
  • 屋内外配線太陽光発電設備受変電設備の電気工事
  • 光通信システム工事を主とする電気工事業務全般
  • 工場内配線工事・ホテル、ビル等の内線工事

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就職率

93.2%  (1年間の平均実績)

修了生の主な就職先

・関東電気保安協会茨城事業本部
・関東電気保安協会千葉事業本部
・都市環境整美株式会社
・株式会社 USEN
・パソナ・パソナエンジニアリング株式会社
・ミエデンシステムソリューション
・株式会社東日本技術研究所
・飯島電気商会
・パソナ・パソナエンジニアリング株式会社
・キムラ電機株式会社
・常伸電通システム株式会社
・株式会社ムカサ
・東電不動産株式会社
・ユニオン建設工業株式会社
・三光純薬株式会社
・茨城電話工業株式会社
・株式会社トップ下妻工場
・ファナック筑波事業所
・茨城ゼオン化成株式会社
・近畿機械工業株式会社
・キャノンセミコンダクターエクィップメント株式会社
・株式会社アイライン
・独立行政法人産業総合技術研究所

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賃金情報

修了生の採用時の賃金(給与総支給額)実績
平均18万円〜25万円

訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況

訓練を修了すると電気設備や通信設備(光ファイバ)の設計・施工及び保守管理ができるようになりますので、この基本技能を活用して各種資格も任意で取得しており就職先企業で活躍できます。

「機械製図CAD」
  • 2次元CADトレース業務
  • 3次元CADによるモデリング業務
  • CAD設計業務

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任意に取得する資格

訓練コースの分野に関連する資格の一例です。
(ただし、合格を保証するものではありません。受験資格等詳細につきましては、各実施機関へお問い合せ下さい。)


第二種電気工事士((財)電気技術者試験センター)

電気工事士は従事できる電気工作物の範囲によって、第一種と第二種に分かれています。 第二種電気工事士は、暮らしに直結した家庭や商店の屋内外配線の電気工事を行うエキスパートであり、一般の住宅や商店で利用する小型の電動機や電気器具、照明等のための低電圧で比較的受電電力の小さい電気施設の電気工事に従事します。

消防設備士((財)消防試験研究センター各都道府県支部)

消火栓、消火器、火災報知機、救助袋、スプリンクラー等消防用設備等の設置、維持・管理をします。 資格は甲種と乙種の2種類があり、取扱う設備によって甲種が特類及び1〜5類、乙種が1〜7類に分けられています。

工事担任者

電気通信サービスは、これまでのアナログ電話から、IP技術を用いたブロードバンドサービスへと急速に変化しています。 それと同時に、端末設備は、IP電話機やIP-PBXなど高機能化・多様化が進んでいます。
このような中、情報通信機器やネットワーク等の情報通信インフラ技術に強い工事担任者は、IP時代に不可欠なスペシャリストとして、様々なビジネスシーンでその活躍が期待されています。

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就職後のスキルアップ

就職後は、当センターで実施している短期間の能力開発セミナー(有料)を受講したり、就職先の実務経験を活かして、国家資格である技能検定に挑戦したり、電気工事士の試験等を受験したりするなど、さらにスキルを向上させることができます。 当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。


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