
キャリア形成とは
技術革新や産業構造の転換等、労働者等を取り巻く雇用環境が大きく変化しているため、労働者等が主体的に自身の希望や適性・能力に応じて生涯を通じたキャリア形成を行い、企業内外で通用する職業能力を高めることが重要となっています。
具体的には、自身の職業経歴やそれぞれの経歴においてどのような成果を上げてきたか、また、どのような自己啓発等を行ってきたか等を客観的に振り返り、その適性・能力・希望と個別企業や労働市場のニーズとを照合し、具体的なキャリア形成の方向性を明確にしていくことが必要とされています。
【労働者等に対するキャリア形成支援】
労働者等(求職者及び若年者を含む。)に対し、都道府県センターの「キャリア形成支援コーナー」や専門のアドバイザーが巡回する公共職業安定所等の「キャリア形成相談コーナー」において、キャリア・コンサルティングや職業能力開発に関する情報を提供しています。※相談は無料です。
【事業主等に対するキャリア形成支援】
事業主等に対し、都道府県センターの「キャリア形成支援コーナー」において、従業員のキャリア形成支援に関する専門的な相談援助等を実施しています。※相談は無料です。
【キャリア・コンサルティング】
個人が、その適性や職業経験等に応じて自ら職業生活設計を行い、これに即した職業選択や職業訓練等の職業能力開発を効果的に行うことができるよう、個別の希望に応じて実施される相談その他の支援のことです。
具体的には、「キャリア形成の6ステップ」により体系化されたコンサルティングを基本とし、図「キャリア形成の6ステップの流れ」に沿った相談援助を実施します。
【キャリア形成の6ステップ】
キャリア形成は、基本的に次の6つのステップで構成されています。
| ステップ(1) | 自己理解 | 進路や職業・職務、キャリア形成に関して「自分自身」を理解する。 |
|---|---|---|
| ステップ(2) | 仕事理解 | 進路や職業・職務、キャリアパスの種類と内容を理解する。 |
| ステップ(3) | 啓発的経験 | キャリアの選択や意思決定の前に、体験してみる。 |
| ステップ(4) | キャリア選択に係る意思決定 | ステップ(1)から(3)までの相談の過程を経て、(選択肢の中から)選択する。 |
| ステップ(5) | 方策の実行 | 仕事、就職、進学、キャリアパスの選択、能力開発の方向など、意思決定したことを実行する。 |
| ステップ(6) | 仕事への適応 | それまでの相談を評価し、新しい職務等への適応を行う。 |

※基本的には(1)から(6)の方向に進みますが、個人の状況によっては点線で示すように、例えば(4)から(1)へ、あるいは(5)から(2)へというように再度、前のステップへ戻って実施する場合もありますし、省略してもよいステップ(分野)もあります。
また、最後(6)から上の方へ向かっている大きな矢印は、職業生涯の節目において、この6つのステップを実施しキャリアの選択を行うことを示しています。
皆さまのキャリア形成について、専門のアドバイザーがサポートします。
お問い合わせ先: 雇用・能力開発機構都道府県センター
