学校案内
航空機整備科
業界と連携した実学的プログラム
航空機の整備は空を飛ぶという特殊性から、深くて広範な専門知識と確かな技術力それに国家資格が必要になります。航空機整備科では経験豊富な講師陣が、航空機の知識から整備方法を分かり易く指導し、
- 航空機整備職として就職
- 国家資格「二等航空運航整備士」の取得
を目標としています。
航空機整備分野では、全国で唯一の国が設置する職業訓練機関で昭和47年から開校しています。毎年就職率は100%で、過去17年間の卒業生543名のうち、198名がJAL航空機整備成田、JAL航空機整備東京などJALグループに就職し、123名がANAエアクラフトテクニクス、ANAテクノアビエーションなどANAグループに就職、21名が中日本航空(株)、スカイマークエアラインズ等の航空会社に就職、62名が防衛省、国土交通省の官公庁に就職して活躍しています。
一般的に、エアライン等で航空機整備士として活躍するには、機種毎に設定された一等航空整備士の国家資格を複数取得していくことが不可欠とされています。そのため、当科の2年間の教育訓練では、就職してから重要かつ不可欠となる、
- 職業人としての資質の向上
- 一等航空整備士の資格取得に役立つ基礎知識と勉強方法
- 的確な整備作業を実現できる整備の基本技術Ⅱ
などの習得を目指したカリキュラム、大手エアラインから出向した現役の教官(自社にて一等航空整備士の養成訓練経験を有する)を含む充実した指導体制並びに余裕を持った実習場や豊富な訓練機材、緑豊かな校庭など様々な学習資源を駆使したものとなっています。
(尚、航空機整備科は2年間の専門課程のみで応用課程への進学コースはありません)
航空機整備に関わる3つの技術と関連科目
知識
1年次に飛行機の基本的な知識を身につけます。
| 航空力学・航空法規 | 材料学・機体学・機構学 | 発動機・プロペラ・装備学 |
|---|---|---|
| 飛行機はなぜ飛ぶのか、飛ぶためのルールは何か…を学びます。 | 飛行機はどんな構造か、材料は何か、どのように動くのか…を学びます。 | エンジンやプロペラはどうして動くのか、装備品は何か…を学びます。 |
実習
2年次に実際の飛行機で整備作業の方法を学びます。
| 整備基礎・機体実習 | 電気・電子・計器実習 | 発動機整備実習 |
|---|---|---|
| ボルト・ナット・リベット等の接合方法、機体の整備方法を学びます。 | 電気部品・無線機器・計器等の取扱いや整備方法を学びます。 | エンジンやプロペラの取扱いや整備方法、試運転の方法を学びます。 |
資格
2年間で二等航空運航整備士と基本技術Ⅱの資格を取得します。
| 二等航空運行整備士学科試験 | 基本技術Ⅱ試験 | 二等航空運航整備士実技試験 |
|---|---|---|
| 国家資格の第一歩で1年生の期末に3科目の学科試験を受けます。 | 2年生の10月に航空機整備基礎関係の実技試験を受けます。 | 2年生の3月に当校の飛行機で専門関係の実技試験を受けます。 |
基本技術Ⅱ
「一等航空整備士」資格の受験科目の1つに「基本技術Ⅱ」があります。内容的には、「飛行規程、整備規程その他整備に必要な規則の知識」並びに「整備に必要な作業及び検査についての基本技術(板金・ベンチ・締結・ケーブルやホース処理・表面処理・電気工作等の各作業、機械計測・電気計測・非破壊検査等の各検査)」です。本校が発行する「基本技術Ⅱ」教育課程(国土交通大臣指定)の基本技術修了証は、その修了者が就職先航空会社等で社内に設置された国土交通大臣指定養成施設の教育課程「一等航空整備士」を受講する際、「基本技術Ⅱ」の教育の一部省略を可能にする制度(専門学校等の航空整備士養成機関と航空会社等が連携して行う教育訓練方法に関する基準)に基づくものです。
航空整備士への道のり
入校後3日目から授業が始まり、航空整備士資格取得の第一歩を踏み出します。1年後の3月に航空局が行う学科試験を受験しますが1年間学んだ科目をきちんと理解していれば問題ありません。2年生になると4月初めから航空関係就職試験スタート、皆同じ目標で大きな壁に体当たりします。2年生授業は実習が主体、英文マニュアルと格闘しながら整備作業方法を必死に覚えます。2年生10月には「基本技術Ⅱ」、3月には「飛行機」の2大口頭実技試験を受験します。この審査は作業のみならずその内容を口頭で説明しなくてはなりません。試験期間中は緊張の連続ですが皆整備士になる目標を胸に頑張っています。
修了後の就職
主な職種
- 運航整備士
- 機体整備士
- エンジン整備士
- 装備品整備士
航空機整備科の新着情報
2010/06/18 1年生がANA成田格納庫を見学しました。
